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アロマとハーブの薬理学
川口健夫 著
講談社
http://www.amazon.co.jp/dp/406153159X/ref=cm_sw_r_tw_dp_IMRXwb1KH2035
本日発売です。
装画をペンと色鉛筆で描かせていただきました。
精油の効能にはここ7、8年ずっと興味があり、
特にラベンダーとティートゥリー(家ではティーツリーと呼んでいます)は常備しています。
他の精油は刺激が強くホホバオイル等のキャリアオイルで希釈しないと使えませんが、
この2種類のみ肌に直接つけてもよいと言われています。
(正しくはいかんという考えの方もおられるかも)
ただ、この2つも刺激は強く、ティーツリーは簡単にプラスチックを溶かすくらいの威力があります。
なので液だれさせたままオイルの瓶をプラスチックの洗面コーナーに置くと大変なことになりますし、瓶のフタやドロッパーも時間が経つとボロボロになります。
第二次世界大戦の時、
オーストリアの家庭では昔から戸棚の奥にティーツリーオイルが常備してあったため、
ティーツリーの殺菌力のおかげで負傷した兵士たちも感染症から守られた、
というエピソードもあります。
ラベンダーオイルについては、
昔、実家で冬の寒い朝に顔をお湯で洗おうと
ポットから熱湯をたらいに汲んでいたときに、
たらいの熱湯をすべて両足にぶちまけるということがありました。
当然両足の甲は見るも無残な大やけどで水ぶくれがすごかったのですが
ラベンダーオイルを毎日かかさず塗り、たった2週間でほとんどのやけどが治り、
その後まったくやけどの跡が残らなかったという経験があります。
普通は病院に行くのでしょうが、ラベンダーのやけどへの効能を試してみたいと
前々からひそかに思っていたのでやってみました。
ティーツリー同様、殺菌力があります。
香りでは、ラベンダーと同じ科のものとして
ランバンジンというオイルも同じコーナーにあったりしますが
あちらは妙に男くさい香り(個人的な印象では昔のポマードみたいな)がするので
お気を付けください。
実はこちらの本、まだ一部分しか中身を読んでいないので
どういったところまで書いてあるのか知らないのですが、すごく楽しみです。
上に書いたことは個人的な経験と感想なので、
ちゃんとした知識についてはちゃんとした本をお読みになってくださいませ。