2019年9月1日日曜日

スクラッチアートブックの発売































〈スクラッチアートブック〉
自律神経を整えるスクラッチアート
切り絵作家gardenのSCRATCH ART
猫と花と可愛いもの

(クリックでAmazonへ)

エムディエヌコーポレーション
2019年9月30日発売


やっと新しいおしらせが‥!

スクラッチアートをご存じでしょうか?
スクラッチシートを専用のペンで削ると下から色やホログラムが出てくるというもので、
アメリカで人気に火がつき、日本でも大人のぬり絵に次いで流行っているものです。
カラフルなクレヨンで塗った上から黒いクレヨンで塗りつぶしたものを引っかいて絵を描く
クレヨンを使ったスクラッチ技法が元になっている(と思う)せいか、
スクラッチは黒で、出てくる色はカラフルというのが定番のようなのですが、
わたしはスクラッチカラーも出てくる色もレトロなカラーにし、
通常とは一味違ったスクラッチアートにしました。

アートブックとありますが本ではなくシートが6枚と専用のペンが入っています。
ペン先は太い方と細い方があり、削る場所に合わせて使い分けます。

削り方は線を削るもの(黒いシート・ただし面も削ってよい)と
面を削って線を残すもの(カラーのシート・ただし線も削ってよい)があり、
削る時に工夫することでオリジナリティを出すことが出来ます。
風船を水玉柄にしたり、猫に毛並みを付けたり、葉っぱのグリーンはそのままスクラッチを残したり、
余白に絵を描き足したり‥
どこを削りどこを削らずに残すかにより無限にパターンが生まれます。


この無限にパターンが‥というのにとても悩みましたが
出来たものは飾っていただきたい。
そういう絵になるように考えました。
楽しんでいただけましたら何よりです。
何よりお楽しみいただけるポイントは何柄の猫が出てくるか‥!です。
その部分は完成図を見ない方がお楽しみいただけると思いますが
Amazonでは6枚すべての完成図がご確認できます。
わたしもまだ完成品は手元にないので削るのが楽しみ。
アートスクラッチは色校(思ったような色になっているかの印刷のチェック)の度に削らないとならず、
それが地味につらかった‥当たり前ですが、削らないとどんな色かわからないのです。

スクラッチは削りカスが出るので、紙を敷いた上で削るのがおすすめです。
スクラッチアートをやっていらっしゃる皆さんは削りカスは練りケシで取っているみたい。
わたしは使っていない化粧ブラシで払っていましたが、とても楽ちんでした。


娘は1歳半になりました。
わたしがしていることをその場で真似しはじめる反応の早さがすごい。
子どもってすごいなと毎日思っています。そして体力もすごい‥‥
保育園に預けずに子育てしながら仕事出来るか不安でしたが
大きくなったら娘と一緒にやりたいという誘惑に負けてお仕事を受けてしまいました。
結果は‥‥ええ、全然出来ませんでした‥‥
娘を寝かせるときに一緒に仮眠、日付変わって起き出し仕事、
早朝少し寝ようとすると娘起床でそのまま一日がスタートという日々で、
無限にパターンが生まれるスクラッチアートなのに
とにかく細かいところも確認せずにいられない自分の性格も災いして、
この6枚に数ヶ月かかっています。
恥ずかしいほど納期を遅らせてしまいました。
何も言わず待ってくださった編集さんには申し訳なく思っております。
でもひさしぶりの仕事は育児の息抜きにもなり、とても楽しかったです。

皆さんのご感想、楽しみにしています。