2016年11月21日月曜日

ビズ最終回

ガーデニング誌ビズ12月号が発売中です。
切り絵の連載は最終回になります。



























最後は真っ白なクリスマスオーナメント!
撮影に使用されているクリスマスツリーは本物のモミの木ですよ~!
ビズ編集部の皆さま、ビズ愛読者の皆さま、
1年間、どうもありがとうございました!




























長野に移って今月で1年。
最近の散歩中の写真です。
久しぶりに大量の落ち葉を踏んで歩きました。
この時期は風が強くて枯葉が雨みたいに降っているときもあります。

わたしは中信といわれるあたりに住んでいるのですが、とにかくよく晴れます。
朝に今日は雨だなと思っても2時間後にはピカーンとなっていることもしばしば。
それから晴れたときには雲ひとつないことが多く、冬でも空が夏のような青さです。
風もよく吹くし、カラッとしていて、冬は寒い。
いつも外国に住んでいるかのようにもう雪積っているの?なんて聞かれてしまいますが
今ごろの日中の気温は東京と大差ない気がします。

徒歩1分のところに本屋さんがあります。
ない本はすぐに取り寄せてくださって、届いたことを電話で教えてくださいます。
皆、この本屋さんが大好きなようで、いつも人が出入りしています。
わたしはすっかり取り寄せの楽しさを覚えてしまって、
取り寄せを受け取るときに別の本をお願いするという
レンタルビデオ屋さんに行くときにあるようなスパイラルにおちいっています。

こっそり確認したらわたしの本も置いてくださっていました。
ありがたい。(欲を言うと新刊も置いていただきたい)

2016年8月1日月曜日

あと一週間です






本をご購入いただいた皆さま、ご報告、ご感想ありがとうございます。
在廊時に足をお運びくださった皆さまもありがとうございます。
新刊出版時の原画展も、回を重ねてだんだんとお顔を合わせることが多くなり
お久しぶりですねが言えるようになってきました。
今回も朝日新聞出版の担当編集さんがわたしと一緒に在廊してくださっていました。


荻窪Titleさんでの「切り絵作家gardenのPAPER CUTTING」原画展は
残り一週間、8月8日(月)までです。
定休日、イベント開催時には参加者以外入店出来なくなることがありますので
お気をつけください。
































缶バッジも作りました。

こちらはその場でお持ち帰りいただける切り絵。
ほとんど即売なので、小さい額に入ったものもお持ち帰りいただけます。
大きいものは会場のTitleさんで会期終了後のお渡し(または配送)になります。
アルファベットなどはパウチングされているわけではなく、
裏に透明な板があり、そこに仮留めしています。
簡単にはがせますので、スマホケースに入れたり楽しんでください。


今回はその場でお持ち帰りいただける切り絵が多くなっています。
そのため、壁が空くので新刊の原画以外の作品も追加で展示しております。
個展のときに展示したものや「捨てる」の装画など。
あとからのご報告になり、すみません。
追加で展示した作品は、なかなか個人的な作品の新作を作る時間がないため
見覚えがあるものかもしれませんが、楽しんでいただけたら嬉しいです。


今回は校了と本の発売と展示の間がとても短かった上に
搬入から長野に帰宅し、別件の納品を終えて、いまやっとホッとしています。
生意気ながら展示終了後はしばらく夏休みとさせていただこうと思います。
いやー長かった~

2016年7月13日水曜日

原画展のおしらせ

荻窪の長居してしまう本屋さん、Title(タイトル)さんで新刊の原画展をさせていただきます。
新刊恒例の切り絵の販売もあります。
夏休みの予定満載の時期に直近のおしらせになり、すみません。


切り絵作家gardenのPAPER CUTTING
花と動物たちと可愛いもの切り絵原画展

7月22日(金)~8月8日(月)

11:00 - 21:00 水曜・第三火曜日休み 
*イベント開催日(7月26日・8月5日)は18:00にて終了

Title2階ギャラリー

7月20日(水)発売の
「切り絵作家gardenのPAPER CUTTING 花と動物たちと可愛いもの切り絵」(朝日新聞出版刊)
に収録された切り絵原画の展示を行います。
動物や植物の繊細な作品をはじめ、ウェルカムボード、モビール、カード、ブローチなど、
実用的な作品も充実した切り絵図案集となっております。
展示した切り絵作品を販売します。

◆著者の在廊日 …下記の日時には、会場にgardenが在廊します。
書籍にサインをしたり、お話をしたりと、交流を深めていただけます。

7月22日(金)、23日(土) ※両日とも11時~17時

Title

〒167-0034 東京都杉並区桃井1-5-2
八丁交差点すぐ セブンイレブン隣


イベント告知ページ
http://www.title-books.com/event/1427

Amazon
https://goo.gl/2qEY8x

2016年7月6日水曜日

新刊のおしらせ


切り絵作家gardenの
PAPER CUTTING
花と動物たちと可愛いもの切り絵

朝日新聞出版

7月20日(水)発売



長野はすっかりいい陽気です。
いつのまにやらずいぶん長い時間が経ちました。
なんとか、やっと完成しました。
昨日校了したばかりです。
2年ぶりの切り絵の新刊です。

今回も合わせると大きくなる切り絵図案があります。
12匹の動物が合わさるとA2サイズになるというものです。
装丁に猫がいませんが、いろんな柄の猫がいます。
その他、いつもあまり“物”を描かないわたしですが
今回はリボンや香水瓶など、可愛いものも入れました。
模様のような細かい図案もあれば、貼り絵もあります。
はじめての方も切り絵の経験が長い方も
どちらも楽しめる図案が見つかるように、と作りました。


今回は本の形がいままでと違ってほぼ正方形です。
以前から本の境目はコピーを取るのが大変なので、どうにか出来ないかと考えていました。
一番コストがかからず、確実な方法を探した結果、
単純ですが本の境目に余白を取りました。
個々の図案自体はA4サイズのプリンターでプリントできるサイズになっております。
そして本のページ数も増えました。


今回も古道具と一緒に切り絵を撮りました。
撮影には素敵なお店とカメラマンさんにご協力いただきました。
埼玉のartiqueさん。
撮影は長尾真志さんです。
わたしがいうのもなんですが、可愛い写真がたくさんあります。
本をめくるのをどうぞお楽しみに!

よろしくお願いいたします。


Amazon






2016年3月19日土曜日

逃げ出したプリンセス


逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)  
ヘスター・ブラウン

http://www.amazon.co.jp/dp/4488559034/ref=cm_sw_r_tw_dp_ynr7wb047FZJ3

 逃げ出したプリンセス〈下〉 (創元推理文庫)  
ヘスター・ブラウン
http://www.amazon.co.jp/dp/4488559042/ref=cm_sw_r_tw_dp_ior7wb1K8RXVR

切り絵で作らせていただきました。
デザインは藤田知子さん。

2016年2月19日金曜日

アロマとハーブの薬理学




アロマとハーブの薬理学
川口健夫 著
講談社 

http://www.amazon.co.jp/dp/406153159X/ref=cm_sw_r_tw_dp_IMRXwb1KH2035

本日発売です。
装画をペンと色鉛筆で描かせていただきました。
精油の効能にはここ7、8年ずっと興味があり、
特にラベンダーとティートゥリー(家ではティーツリーと呼んでいます)は常備しています。
他の精油は刺激が強くホホバオイル等のキャリアオイルで希釈しないと使えませんが、
この2種類のみ肌に直接つけてもよいと言われています。
(正しくはいかんという考えの方もおられるかも)
ただ、この2つも刺激は強く、ティーツリーは簡単にプラスチックを溶かすくらいの威力があります。
なので液だれさせたままオイルの瓶をプラスチックの洗面コーナーに置くと大変なことになりますし、瓶のフタやドロッパーも時間が経つとボロボロになります。

第二次世界大戦の時、
オーストリアの家庭では昔から戸棚の奥にティーツリーオイルが常備してあったため、
ティーツリーの殺菌力のおかげで負傷した兵士たちも感染症から守られた、
というエピソードもあります。

ラベンダーオイルについては、
昔、実家で冬の寒い朝に顔をお湯で洗おうと
ポットから熱湯をたらいに汲んでいたときに、
たらいの熱湯をすべて両足にぶちまけるということがありました。
当然両足の甲は見るも無残な大やけどで水ぶくれがすごかったのですが
ラベンダーオイルを毎日かかさず塗り、たった2週間でほとんどのやけどが治り、
その後まったくやけどの跡が残らなかったという経験があります。
普通は病院に行くのでしょうが、ラベンダーのやけどへの効能を試してみたいと
前々からひそかに思っていたのでやってみました。
ティーツリー同様、殺菌力があります。

香りでは、ラベンダーと同じ科のものとして
ランバンジンというオイルも同じコーナーにあったりしますが
あちらは妙に男くさい香り(個人的な印象では昔のポマードみたいな)がするので
お気を付けください。

実はこちらの本、まだ一部分しか中身を読んでいないので
どういったところまで書いてあるのか知らないのですが、すごく楽しみです。

上に書いたことは個人的な経験と感想なので、
ちゃんとした知識についてはちゃんとした本をお読みになってくださいませ。

2016年2月17日水曜日

額装
























仕事でお世話になっている方に納品させていただきました。
額縁はお好みを聞いてお好きそうなものをご提案しました。

今回は鏡を額縁に作り変えたり、アクリルをオーダーカットしてもらったり、
裏板を作り直したりなどいろいろしました。
定型サイズ以外の額縁はなかなか絵にちょうどよいサイズは見つからないものなので
先に額縁を用意してから図案を考えることの方がおすすめです。
額に合う図案を考えるということになる思うと、どっちが主役なんだという気もしてきますが。

2016年2月5日金曜日

ビズ連載



























ガーデニング雑誌のビズで記念の100号から切り絵図案の連載をさせていただいています。
簡単に切れる図案から紹介し、だんだんやりがいのある図案にしていこうと思っています。
はじめの今回は「素敵な切り絵図案集」からのお試し図案です。
編集さんが初めての方でも切り絵に挑戦しやすいようにページ作りを工夫してくださっています。
本屋さんで見かけたら手に取ってみてください。